牛タンは無限に食べれるらしい

去年のクリスマスは婚姻届を提出した後に焼肉へ行った

おめでたい日なので、ちょっと贅沢に行こうとかそういうノリ

5000円くらいの焼肉食べ放題コースをチョイスした記憶あるな

 

 

でも、そう。確か全然味がしなかった

人生で食べた焼肉で一番味がわからなかったんだよな

 

 

なぜか?それは当時付き合うことすらTwitterで匂わせてなかった僕が

そこをすっ飛ばして結婚したことをどうTwitterに報告しようか迷っていたからである

 

 

別に有名人でもないし恥ずかしがるなよという話なんだけど

普段のツイートが「比較的終わっている」ので

キャラじゃないなーとか、そんなことを考えてたらどんどんドツボにはまってしまった

 

 

あまり気取らないようにしよう。調子のってるとか思われるのは嫌だからな

カップルっぽさとかラブラブっぽさは極力うすめなくちゃな

あーだめだ気恥ずかしいもんだな 少しおちゃらけて恥ずかしさを中和するか など

思考の反復横跳びを超高速で繰り返していたら50分ほどが経過していた

 

 

うんうん唸りながら140字以内にそれらの要素をギュッと詰め込むと、

なんとも面白くないツイートが完成した

世に溢れているご結婚報告ってどれも似たものが多いなと常々思っていたが

この過程を経たからきっと似たものになるんだなという学びがあった

 

 

もうしょうがないので送信し、

そのまま今度は着々とつくおめでとうのいいねとリプライを見て

ああ、ここまでクソオタクで貫いてきた僕のブランディングが・・・

なんて思いながら残りの焼肉食べ放題の時間をiphoneの画面を見て過ごし、退店

 

 

はあ。おめでたい日なのに焼肉の味がわからなかったな

これは大きな後悔だ そうだ来年もう一度リベンジしよう

今年食べられなかった分は取り返さなくちゃな うん

それが昨年の今頃考えてたこと

 

 

そして今年の12月

ぼけっとテレビを見ていたら「牛タン食べ放題のお店登場!」の一報

千載一遇きたりて好機がすぎるかも!

 

 

牛タンなら無限に食べられるな 好きだし

すかさず嫁に提案。「今年は牛タンを食べに行こう しかも食べ放題だ」

嫁、即承認。kintoneより早い承認

 

 

こうして今年の12月25日は牛タンで昨年のリベンジマッチをすることとなった

 

 

 

 

 

 

 

結果:敗北。牛タンは実は脂っこく、美味かったのは開始30分だけだった

   牛タンはカルビやロースの間につまむくらいの距離間で良いんだなぁ

 

脂で胃もたれしすぎて2人とも途中からきゅうりの浅漬けしか食べてなかった

 

 

昨年のリベンジを果たせなかったどころか、

今年も食べ放題時間50分余らせた挙句きゅうりに逃げて無念のリタイア

何が間違っていたんだろう 悩ましい

 

 

来年こそは今年分と昨年分の2年分を取り返す必要があるな